はじめに
ある一定の年齢になると「健康診断で異常を指摘された」、「おなかの調子がわるい、便通異常が続いている」などで胃カメラや大腸カメラを考える機会が出てくると思います。また、中には胃カメラと大腸カメラの両方を受けなければいけない方もいると思います。内視鏡検査が初めての方にとっては1つでさえ緊張する検査だと思いますので、2つ受けるとなると頭を抱える方もいるのではないでしょうか。また、働き盛りの年齢の方はそもそも検査を受ける時間がなく、できれば胃カメラと大腸カメラを同時にやってしまいたいと思う方もいると思います。検査を同時に受けて本当に大丈夫なのかなというお声も聞くことがありますが、同時に受けることにはいくつかのメリットとデメリットがあります。今回はそれぞれのポイントを説明します。